バカとテストと召喚獣 第3.5巻
外伝という事で、3.5巻のようです。このタイトルのつけ方だと、あまりたくさんの外伝は出ないでしょうな。少なくとも、本編より多くなる事は無さそう。途中でタイトルのつけ方に変更が無ければですが。
以下各話感想。
バカとテストと召喚獣 〜予習編〜
本編では2巻で登場する葉月との出会いを書いた短編。明久が「観察処分者」になる経緯も分かります。本編1巻より先にWEBで公開されていたそうです。
せっかく取り戻した没収品を知り合ったばかりの女の子の為に売り払ってしまうというのは、私ならありえない選択肢ですが、こういうエピソードがあるとバカだけど良い奴だなぁ、という印象が強まりますな。バカだけど。
あと文月新聞はワロタ。特に「女装が似合いそうな男子にノミネートされていた木下秀吉さんは審議の結果、アンフェアであるという結論に達した」というのは良かった。
僕と暴徒とラブレター
明久の鈍感っぷりは本当にとどまる所を知りませんなぁ、という話。美波にしろ、姫路さんにしろ明らかに嫉妬心からの行動なのに。ちょっと過剰に暴力的ですけど。
僕とプールと水着の楽園
強化合宿で秀吉の風呂が別になっていた理由が明かされます。そっちのケは無いつもりですが、確かに来るものがありますな。挿絵の勝利。
僕とバイトと危険な週末
明久が生活費捻出のためにバイトをする話。これがこの一冊の中では一番面白かったです。特に、明久が緊張からひたすらかみ続ける所と、牛乳切れでアイスミルクがアイス、ホットとアイスのブレンドなんかは夜中なのに爆笑。笑いをこらえるのが大変でした。
最後に出てきた玲(あきら)は姉かな?妹かな?